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みのりの季節 Harvest, 京都 Kyoto

秋の京都広沢池

秋の景色
京都広沢池

1998年、父は友人の妹尾河童さんにディレクションしていただき「かやぶき民家の四季」という写真集を出版しました。

妹尾河童さんは舞台芸術家として有名なだけではなく映画化された「少年H」という小説も書かれています。

「これは消えゆく民家を記録しただけではなく、”日本人の心の故郷”を伝えるかけがえのない写真集だ!」という推薦文も書いていただき大好評になり、「かやぶき民家」という写真集も出版しました。

今では書店で「かやぶき民家の四季」を買うこともできませんが、忘れ去られてしまうのはもったいない写真の数々をもうすぐ電子書籍として出版します。乞うご期待!

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かやぶき屋根 thatched roof, みのりの季節 Harvest

秘密の撮影ポイント

山梨県北巨摩
山梨県北巨摩

車で走り回ってやっと見つけた絶景ポイント

自分だけの撮影ポイントとして秘密にしていたが

絵になりそうな秋のある日曜日

秘密の撮影ポイントに行ったら絵描きさんのイーゼルがズラッと並んでいた

東山魁夷画伯が学生時代に初めて風景画を描いた聖地だとか…

 

The scenery point I found by driving a car

I kept it secret as my own shooting point

One Sunday in autumn

When I went to a secret shooting point, a lot of artists' easel were lined up

The place is a sacred place where famous painter Higashiyama Kaiyi painted landscape painting for the first time in his student days ...

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みのりの季節 Harvest, 田んぼ rice field

はざがけの米

はざかけの米
新潟県松之山

松之山は「こしひかり」の本場
美味しいお米はやっぱり
「はざ」懸け 天日干し

"Haza " is a tool that plants rice. Dry the reclaimed rice on the surface and dry it in the sun. The rice before drying was heavy, including water, and sunning the rice was a hard work requiring a large number of people.

Today, most rice is dried with hot air in a machine. The rice which slowly took time and leaves as rice leaves is rich in starch nutrients until the end, so it seems sweeter and delicious than rice which has been dried by machine.

「稲架(はざ)」とは稲をかける道具です。刈り取った稲をはざにかけて天日干しして乾燥させます。乾燥前の稲は水分を含んて重く、人手が必要な重労働でした。

今では、ほとんどが機械で熱風乾燥させるようですが、稲のままゆっくりと手間暇をかけて乾燥させた米は茎の養分が最後まで米にいきわたるので機械で乾燥させたお米より甘くて美味しいそうです。

かやぶき屋根 thatched roof, 京都 Kyoto

広河原のかやぶき屋根と小学生達

京都広河原の小学生
京都 広河原

京都市の最奥、広河原分校の子供達はお行儀がよい

「通ります」大声で叫んで

駆け抜けて行きました

 

Deep within Kyoto City, children of Hirokawahara Elementary School behave well.

"I am going through in front of your camera" They cried out loudly and ran through

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かやぶき屋根 thatched roof, みのりの季節 Harvest, 京都 Kyoto

山奥の喫茶店その1

山奥の喫茶店
京都 広河原 kyoto

昭和45年頃、鞍馬街道は鞍馬の町を外れるとすぐ未舗装のガタガタ道であっ た。昔は木から落ちてくる山蛭を除ける為、山笠と合羽を着なければならなかったと言われる。

深い林が続く九十九折の山道を車で30分、やがてパッと明るくなった所が花背峠、遠く福井と
の県境の山々まで開けて見晴らせる。大悲山、能見を過ぎると谷川に沿った崖のくねくね道で、冬 の積雪のときに行き「あんた、命知らずだね」と言われたことがあった。

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